「ランプコントロール」大崎善生著
大崎善生さんの作品は、はかなくて
美しくて
とにかく泣いてしまいます。
好きだけど、甘えたいけど素直になれない。。。
男女の揺れる感情に共感したり
気持ちとは矛盾する行動に
もどかしさや切なさ、愛おしさがあふれてきます。
本の帯
「私の体で何かしてみたいことはある?」
僕が何も言えないでいると
「今日は何をしてもいいよ」と理沙は明るく言った。
別れの予感が、二人の体と心に開館を刻み込む
「運命の愛」を描く恋愛長編
裏表紙
大手出版社に勤める高林直人は、27歳のとき
ドイツ出向を命じられる。
それは学生時代からの恋人。山本理沙との別れを意味していた。
フランクフルトで同僚の男三人の共同生活を始め、
現地の女性ステファニーと恋に落ちる直人。
ところが日本に帰国して後、3年以上も音信不通だった
理沙の消息を知ることになる・・・・。