「小暮荘物語」三浦しをん著
小暮荘というアパートに住む住人たちの
不思議なつながりが
なんだかほっこりさせてくれます。
それぞれに個性的な住人たちの日々の生活や
面倒事が面白いです。
軽く落ち込んでいる時に、この本を読み返したら
私はまだまだ大丈夫かもって
少し元気、もらえました。
本の帯
(表)
小田急線・世田谷駅から徒歩5分、築ウン十年。
ぼろアパートを舞台に贈る愛とつながりの物語。
「あぁ、私はこの物語がとっても好きだ。」
小泉今日子さん「読売新聞」2011年2月6日書評
(裏)
安普請ですが、心地よいつながりがあるアパートです。
空き室あり。入居者募集中!
101号室→小暮(大家):死ぬ前にもう一度、あれがしたい・・・。
102号室→光子(女子大生):刹那的な恋にのめり込むある日・・・。
103号室→空き室
201号室→神崎(サラリーマン):いい奴ですが、覗き趣味あり。
202号室→空き室(神崎がこっそり使用中)
203号室→坂田繭(花屋店員):彼のいる部屋に元彼が・・・。
裏表紙
小田急線の急行通過駅・世田谷代田から徒歩5分、築ウン十年、全六室のぼろアパート小暮荘。
そこでは老大家小暮と女子大生の光子、サラリーマンの神崎に花屋の店員繭の4人が、平穏な日々を送っていた。だが、いったん愛を求めた時、それぞれの懊悩(おうのう)が痛烈な悲しみとなって滲み出す。それを和らげ癒すのは、安普請ゆえに繋がりはじる隣人たちのぬくもりだった・・・・・。