心によりそう図書館

これまでに読んだ本を感情別、内容別にカテゴリー化して紹介していきます。どうかお気軽にお立ち寄りくださいませ。

「 i アイ」西加奈子著

少女から女性へと成長していく過程での

友情や恋愛、取り巻く社会とのかかわり、

思考や情緒の変化が丁寧に描かれています。

主人公の彼女の目を通して、生き方、考え方を

考えさせられる一冊でした。

 

i(アイ)

 

本の帯

表部分は写真の通り

発行された年によって帯は若干異なっていますが

又吉直樹さんと中村文則さんの言葉は同じでした。

私が持っているのは2019年のもので

サラバ(直木賞受賞)から2年、西加奈子が全身全霊で現代に挑む衝撃作!

の部分が

累計21万部突破

西加奈子の新たなる代表作

 と書き換えられています。

 

 

(裏)

「この世にアイは存在しません。」

入学式の翌日、数学教師は言った。

ひとりだけ、えと声を出した。

ワイルド曽田アイ。

その言葉はアイに衝撃を与え、

彼女の胸に居座り続けることになる、

ある「奇跡」が起こるまではー。

 

裏表紙には記載はなく

帯にあらすじが記載されています。

2019年に発行された文庫には

又吉直樹さんとの対談も追加されています。