心によりそう図書館

これまでに読んだ本を感情別、内容別にカテゴリー化して紹介していきます。どうかお気軽にお立ち寄りくださいませ。

「いつかパラソルの下で」森絵都

家族の絆と、赦しの物語。

父親を嫌っていた主人公が父親の死をきっかけに

父親と向き合っていく。

それと同時に人生に向き合っていくような、

そんな印象を持ちました。

父親と向き合うように勧めてくれるのは

別れ話を持ち出してきた彼氏。

ということも含め、

人とのかかわりが人を成長させてくれることを再認識し、

読み終わった後には爽快感なのか満足感なのか

充実感がありました(笑)語彙力がなくてごめんなさい。

この本は30代に読んだのですが、

主人公は25歳、ご両親は50代という設定のため

アラフィフの今、読み返してみると、

また違った視点で気づきがあって面白かったです。

 

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いつかパラソルの下で (角川文庫)

 

裏表紙

柏原野々は天然石を売る店で働く25歳の独身女性。厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出していた。

その父も亡くなり、四十九日の法要を迎えようとしていたところ、生前の父と関係があったという女性から連絡が入る。

世間一般にはありふれたエピソードかもしれないが、柏原家にとっては驚天動地の一大事。真偽を探るため、野々は父の足跡を辿るのだが・・・。

森絵都が大人たちの世界を始めて描いた、心温まる長編小説。

 

 本の帯

角川文庫のフェアの帯になっています。

女子たちよ、強くなれ!

愛の一冊フェア

発見!角川文庫

 

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