心によりそう図書館

これまでに読んだ本を感情別、内容別にカテゴリー化して紹介していきます。どうかお気軽にお立ち寄りくださいませ。

「存在という名のダンス」大崎善生著

施設に預けられた主人公が

施設を抜け出し、父に会いに行く冒険の物語。

ちょっとファンタジー入ってます。

一言では言い表せませんが、強い衝撃を受けた本です。

 

「人を信じる勇気を持つこと。

 それはとても大きな勇気だ。

 苦しければ苦しいほど、追い詰められれば追い詰められるほど、

 それは難しくなる。

 その時にこそ真の勇気が必要になる。」

 本のセリフからの抜粋です。

 

要所要所に、書き留めておきたくなるような名セリフがあります。

 

人間の感情、特にネガティブな部分に焦点をあてて物語を進めていくのですが、

その中で人間の存在意義や思いやり、勇気などのエッセンスをちりばめています。

 

この本が私に教えてくれたこと☟

『ポジティブなエネルギーは人との交わりの中で

自分の中で生み出されていく。

善と悪は置かれた状況によって異なる。

何よりも怖いのは孤独。

人を強くするのは、人を思う気持ち。』

 

 

この本は文庫本ではなくハードカバーです。

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